STV興発は、SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向け、各事業を通じて社会の課題解決に取り組んでいます。STV興発の仕事は「人を大切にすること」「自然を大切にすること」がすべての中心にあります。各部署の業務においてはもちろん、企業全体としても雇用の平等や健康に働くことができる仕事環境の提供、エネルギーを無駄にしない経済活動の推進を基本的な指針としています。また、親会社であるSTVと連携しながら、社内各部署間で情報を共有して、社業の一部として取り組みを進めています。
注文住宅を提供するSMAUTOでは、暮らしを支える住まいづくりのお手伝いをしています。地域密着の企業として道産材の積極的な採用により、地産地消を推し進めています。また、住宅性能を高め、高断熱・高気密な住まいを提供することで、日々の暮らしの省エネルギー化を促進。家計にも地球にも優しく、一年を通じて快適に暮らせる住まいの実現が、SMAUTOの目指すところです。
人材派遣、転職サポートを行う人材サービス部では、よりよく安心して働ける仕事をご紹介しています。一人でも多くの人に平等で健康な仕事環境を提供するために、派遣者の健康管理、子育てや介護者の働きやすい環境づくり、障がい者雇用の促進などに積極的に取り組んでいます。同時に、仕事のブランクのある方への支援やワークライフバランスの検証も行い、働く人の働きがいの実現を目指しています。また、ペーパーレス化を推進し、業務においても環境に負荷をかけない働き方を心がけています。
保険サービス部では、お客様に寄り添い、ニーズにあった保険をご案内・サポートしています。いつでもお客様の身の回りのリスクにおける相談窓口となれるよう、社内での教育・勉強会を行っております。同時に、AI機能を生かした保険会社専用ドライブレコーダー等を通じて技術革新などの産業発展のサポートに努めています。また、書類のペーパーレス化の一貫として、Webでの契約や、電子計上システムを利用し地球環境に負荷をかけない保険業のかたちを模索しています。
テナント事業を行うプロパティマネジメント部は、都市での快適なオフィス環境を提供します。ビル賃貸業を通じて、適正なオフィス環境を提供すると同時に、シュレッダーごみの再生利用化などを通じて、「つくる責任」「つかう責任」を果たすべく取り組みを進めています。また、事業内での取り組みとは別に、災害用備蓄パンを途上国に寄付する「救缶鳥」プロジェクトを通じて、飢餓をゼロにする取り組みにも参加しています。
SDGsは、 2015年9月にニューヨークの国連本部で開催された「国連持続可能な開発サミット」で採択された、国際社会が2030年までに持続可能な社会の実現を目指すための具体的な目標です。途上国における貧困や飢餓などの課題にとどまらず、人権やジェンダー、技術革新などの先進国にもおける課題や、気候変動やエネルギーなどの全世界レベルの課題の解決を目指すものであり、世界中の誰一人として取り残さないことを誓い、150以上の国連加盟国首脳の参加のもと採択されました。ゴール1の「貧困を無くそう」から、ゴール17の「パートナーシップで目標を達成しよう」まで、17分野の目標が掲げられ、それぞれ密接不可分の関係です。
国連は、この目標の達成を目指し、各国政府や企業、市民社会に対して、全世界的な行動を要請しています。特に企業に対しては、課題解決を担う主体として大きな期待が寄せられています。